B737NG フライトトレーニング -1-
ここではBOEING737NGシリーズで飛行訓練を行っていきます。
今回使用する機材はPMDG B737-800NGXです。 それでは飛行訓練を開始しましょう。
<目次>
■事前準備
■コックピット入室~プリパレーション
■FMC入力
■プッシュバック~タキシング ←イマココ!!
■離陸~トラフィックパターン~タッチアンドゴー
■トラフィックパターン~着陸~スポットイン
<プッシュバック>
次はプッシュバックといきたいところですが、その前にいくつかの手順があります。
MCPにスピード、ヘディング、高度を入力しますが、ヘディングとスピードは1人で操縦することを考慮してターゲットアプローチスピードとダウンウインドでのHDGを入力します。
ターゲットアプローチスピードはVREF+5KTで144ノット、HDGは滑走路と反対方向の176、ALTはダウンウインド高度の1500フィートで入力していきます。
MCP・・・SPD[144], HDG[176], ALT[1500]
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NDのレンジを設定していきましょう。 今回、レンジは最小の5で合わせていきます
ND RANGE――5
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ハイドロのELECスイッチの中2つをONにします
HYD PUMPS ELEC――ON (All)
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燃料供給のスイッチをすべてONにします。センタータンクが空の場合はCTRをOFFにしましょう。
FUEL PUMPS――ON (All)
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エンジンスタートにあたって両方のPACKをOFFにします。
PACK L-R――OFF
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動き出す前にはアンチコリジョンライトをONにしましょう
ついでにポジションライトも確認しておきます
ANTICOLLISION――ON
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~パーキングブレーキを外してプッシュバックを開始します~
<エンジンスタート>
機が動きだしたらエンジンスタートです。
エンジンスタートスイッチを回してエンジンをつけていきましょう
今回はRIGHT ENGINEから回します
ENG START SWITCH(R)――GRD
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N2が25%を指したらスタートレバーをIDLEにします
ENG START LEVER(R)――IDLE
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右のエンジンスタートスイッチがOFFに戻ったのを確認してからLEFT ENGINEも回します
ENG START SWITCH(L)――GRD
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こちらもN2が25%を指したらスタートレバーをIDLEにします
ENG START LEVER(L)――IDLE
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エンジンスタートスイッチがOFFになったのを確認し、N1が安定したのを確認したらGeneratorを切り替えます
Generator 1,2――ON
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電源供給がエンジンに切り替わったら、APUを切ってもOKです。
しかしその前にこの手順を忘れないようにしましょう。
ISOLAION VALVE――AUTO
PACKS (L,R)――AUTO
APU BLEED――OFF
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APUを切りましょう。
APU――OFF
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ヨーダンパーをONにします
YAW DAMPER――ON
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プローブヒートをONにします
PROBE HEAT――ON
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外気温が氷点下の場合、またはそれに近い低温の時はアンチアイスを入れます。
ANTI-ICE (WING,ENG)――AS RQRD
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離陸フラップ、オートブレーキその他を設定します
FLAPS――5
AUTO BRAKE――RTO
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TAXI LIGHT――ON
ENG START SWITCH――CONT
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それでは、カーブ10KT以内、直線25KT以内を目安に滑走路までタキシングします。
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