B737NG フライトトレーニング -1-


ここではBOEING737NGシリーズで飛行訓練を行っていきます。
今回使用する機材はPMDG B737-800NGXです。 それでは飛行訓練を開始しましょう。


<目次>
 ■事前準備
 ■コックピット入室~プリパレーション
 ■FMC入力
 ■プッシュバック~タキシング
 ■離陸~トラフィックパターン~タッチアンドゴー ←イマココ!!
 ■トラフィックパターン~着陸~スポットイン


<離陸>

機は滑走路の手前に到達しました。いよいよ離陸です。
もう1度 v1,v2,vR速度を見直しておきましょう


ラインナップの時にストロボライトをONにし、トランスポンダをTA/RAにします
POSITION LIGHT――STROBE&STEADY


Transponder――TA/RA

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滑走路に正対したらランディングライトを入れます
LANDING LIGHT――ON

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さぁいきましょう。
まずはスラストを40%程度まで進めて出力が安定するのを確認し(図1)、
次はN1出力まで進めます(図2)

(図1)  (図2)
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vRでゆっくり機首を引き起こし、主脚が離れたらピッチを15度程度まで持っていきます。(図3) ポジティブ・レートが確認できたらギアアップします。
LANDING GEAR――UP&OFF

(図3)
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<上昇~ダウンウインド>

上昇中はピッチコントロールで160KTを維持し(図4)、1000FT前後を目安に旋回開始、スラストを絞っていって160KT、1500FTを維持します(図5)
旋回時のバンクは20~25度前後を目安とします。

(図4)  (図5)
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ここで旋回の時のポイントをお教えします。
FIXページで2マイルの円を表示しましたよね?それを活用して幅2マイルのダウンウインドを飛行します。
NDの三角の機体シンボルから延びる白いひげ(図6)みたいなもの、これが旋回中の機体の進む方向を予測したものとなります。つまりこの線を目安に旋回していくといい感じに旋回できるのです。(図7)

(図6)  (図7)
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HDG176に近づいたらバンクを戻し、160KT、1500FT、HDG176をキープします(図8)
機体が安定したらオートブレーキをOFFにします。(図9)

AUTOBRAKE――OFF

(図8)  (図9)
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<ダウンウインド~ファイナル>

アビームポイント(後述)に達したらストップウォッチを回していきます。

アビームポイント(NDに表示された緑の点線)に達したら[図10]、ストップウォッチをスタート[図11]させてギアダウン、フラップ15にセットします。 フラップ15が確認できたらフラップ15スピードに合わせて維持します。

LANDING GEAR――DOWN GREEN
FLAPS――15

[図10]  [図11]
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30秒が経過したらフラップ30、スピードはVREF+5KTを維持します
FLAPS――30

40秒が経過したらストップウォッチを止め(CHRダブルクリック)、ベースターンを開始します。 と同時にV/Sが-700を上回らないように徐々に降下していきます。[図12]

[図12]
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ここでも”ひげ”の出番です。このひげがファイナルの線に被るように旋回し[図13]、ファイナルターン終了時に1000FT前後になるとGJです。

[図13]
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<ファイナル~タッチアンドゴー>

滑走路が見えたら、PAPIが○○●●になるように、そして滑走路に正対するようにコントロールしていきます。[図14] もちろんスピードもVREF+5KTを維持です

[図14]
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~機は接地しました~

接地したらフラップ15、スラストをN1まで進めます

FLAPS――15


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スピードがVREFに達したらゆっくり機首を引き起こし、ピッチを15度までもっていきます
ポジティブ・レートが確認できたらギアアップ。その後、スピードテープを確認して適切なタイミングでフラップ5にします。

LANDING GEAR――UP&OFF
FLAPS――5

その後は上に書いてある通りにダウンウインドまで飛行して、これもまた同じくスピード160KT、高度1500FT、HDG176を維持します。
タッチアンドゴーを繰り返す場合は同じことを繰り返しましょう。

次のページでは着陸します。



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